
オールドハワイの面影×オールディーズなハイエスト・アイテム
最近、古き良きハワイの面影を残すデザインが人気急上昇中。ハワイだから揃えられる本格派ハイエスト・アイテムたち。新しい斬新なデザインと比べ、温かみのあるシンプルでノスタルジアなアイテムが多数揃う5店舗をセレクト。トレンドを盛り込みながら、オールドハワイを再現したアイテムをゲット!
もくじ
トゥルーフォー/Truffaux
パナマハット専門店「トゥルーフォー」は、オーストラリア、フランスにも店舗を構えるパナマハット愛好家御用達のショップとして有名。糊やプラスチック、糸などを一切使わず、天然のトキヤ草(ヤシに似た木)の葉を編んで作られるナチュラルなハットが店内にずらり。その数はなんと170種類以上も。すべてエクアドルにて手編みで作られるサマーハットは、コレクターや著名人からも信頼が厚く、「トゥルーフォー」へリピーターとして通う人も多いとか。
ハワイでもまた愛用者が多く、オールドハワイなアイテムとしてロングヒット。地元ロコの定番でもある。日本の「ヴィンテージ」といえば、浴衣や着物。メンズの浴衣や着物に併せれば、気品のある大人コーデに。レディースならちょっと露出度高めのワンピに合わせてスパイシーなコーデで楽しみたい。
<パナマハット>
パナマハットが生まれたのは19世紀中ごろのエクアドル・マナビ県。編み方の細かさや模様で値段が違い、高いもので数十万するものもある。1つのパナマハットが出来上がるまで手編みであれば1ヶ月から半年かかるが、軽さ、フィット感、通気性、長持ちするということでその時間を気にせず、出来上がるのを楽しみに待つ愛用者が世界中にいる。
最初はハットの形が頭のカーブに沿っていないため違和感を感じると思うが、かぶっているとすぐになじみ始めるのもパナマハットの魅力のひとつともいえる。
トゥルーフォー/Truffaux
- 住所:
- 227 Lewers St.(ワイキキ・ビーチ・ウォーク 1階)
- 電話番号:
- 808-921-8040
- 営業時間:
- 10:00~22:00
- 定休日:
- 無休
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トゥルーフォー/Truffaux
ナル・ハワイアン・スピリット/NALU Hawaiian Spirit
2015年に逝去した、ハワイを愛し、ハワイに生きたデザイナー・YUTA氏が展開しているMADE IN HAWAIIブランド。Tシャツやアイテムに使われているカラーやロゴ、イラストには、トレンドを程よく保ちながらもオールディーズなデザイン性、タイポグラフィーを豊富に盛り込んでいる。
特におおらかなハワイの海と気候を表したような爽やかなカラーリングのTシャツは、メンズ・レディース共に人気商品でもあり、日本の雑誌に何度も掲載されているほど。
<タイポグラフィ―>
NALUのデザインによくある「タイポグラフィー」とは、フォント(文字の形)を自由に並べたり、配列を崩したりする遊び心たっぷりのデザインのこと。
その歴史はとても古く、西暦1400年の中盤あたりからあるといわれている。60年~80年代のタイポグラフィーはポップなものが多く、ハワイのタイポグラフィー・デザインでは独自の進化を遂げているものもある。そのため、NALUのTシャツはヴィンテージ好きやオールドハワイアン好きに熱く支持されている。
ナル・ハワイアン・スピリット/NALU Hawaiian Spirit
- 住所:
- 353 Royal Hawaiian Ave.
- 電話番号:
- 808-349-1210
- 営業時間:
- 11:00~22:00
- 定休日:
- 無休
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ナル・ハワイアン・スピリット/NALU Hawaiian Spirit
サーフン・シー/Surfn’ Sea
ハワイといえば、近代サーフィンの父であるデューク・カハナモク(1890~1968)の生まれ育った地。サーフボードを買うならこの店は是非寄りたいショップだ。シェイプなデザインを求めるなら王道のRUSTYやSTACEYだが、アメコミ系、グラフィティアートなデザインや、デューク氏がサーフィンをしていた年代からのサーフボードを思わせるシンプルなカラーや奇抜なデザインが揃うSANTA CRUZは要チェックブランド。
日本ではSK8(スケボー)ブランドとしても有名なので知っている人も多いはず。ガン、ロング、ファン、ショートまで幅広く揃っているが、幅やレール、ノーズやテールをじっくりチェックしてからショッピングを。
<デューク・カハナモク>
ハワイを代表する伝説のサーファーであり、1911年、1912年、1920年に開催されたオリンピックの水泳競技での金メダリストでもある。パパ・ヌイ(ロングボード)でハワイ・スタイルの伸びやかな波乗
りを愛した彼は、サーフィンをスポーツとして世界に広めた第一人者。今もロコたちの英雄であり、伝説の人物として崇められている。
サーフン・シー/Surfn’ Sea
- 住所:
- 62-595 Kamehameha Hwy.
- 電話番号:
- 808-637-9887
- 営業時間:
- 9:00~19:00
- 定休日:
- 無休
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サーフン・シー/Surfn’ Sea
ミューズ・ルーム/muse room
ヒトデの髪飾りを付けたマーメイドが目印のかわいいロコガール御用達のショップ。ハワイで人気のショップ「ミューズ・バイ・リモ」の姉妹店でもある。淡いカラーとシンプルなデザインは、斬新さではなくナチュラルなロコスタイルを展開。
小麦色の肌、ロングの黒髪にマッチするスタイルはオールドハワイアンそのもの。アクセサリー類もシェルやパールなど自然のものを多く使う。店舗の外観もかわいらしくフォトジェニックな雰囲気たっぷり。
<ロコガール>
「ロコ」はローカルという諸説があるが、いろいろと意味があるらしく定かではない。自然を愛おしみ、自分らしく自由に生きるスタイルがロコガールの基本とか。ハワイのロコガールは、オリジナルのスタイルを持つ子がいっぱい。オールディーズなスタイルを好むロコガールに出会ったら、ファッションも生き方もお手本に。
ミューズ・ルーム/muse room
- 住所:
- 332 Uluniu St
- 電話番号:
- 808-261-0202
- 営業時間:
- 10:00~17:00
- 定休日:
- 無休
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ミューズ・ルーム/muse room
ベイリーズ・アンティークス/Bailey’s Antiques & Aloha Shirts
1980年オープンの老舗アロハシャツ専門店。その数は15,000枚を超える。ヴィンテージ、ユーズドのアロハシャツが並び、その価格や素材はいろいろ。中には数十万するものもあり、ヴィンテージ好き
にはたまらない品揃えだ。
新品はほとんどがヴィンテージアロハのレプリカになり、ほしいデザインが新品で手に入る嬉しさも。またアロハシャツの他、アンティークなフィギュアやミリタリー・アイテムなど、めずらしいものも。
<アロハシャツ>
20世紀前半に誕生した、ハワイを象徴するアイテムのひとつ。ハワイに移住した日系移民の着ていた作業服がルーツとされ、MUSASHIYA(ムサシヤ ショーテン)が最初に和柄のアロハシャツを仕立てており、そこから宣伝や広告によって「アロハシャツ」といわれるようになった。中国系移民であるエラリー・チャン氏の洋品店「キング・スミス」で和柄アロハシャツが最初に売られ、観光地としての確立、アメリカ領土になってからアメリカ発ブランドなどが次々と手掛けていき、現在のアロハシャツの形にしていったとみられる。
ベイリーズ・アンティークス/Bailey’s Antiques & Aloha Shirts
- 住所:
- 517 Kapahulu Ave
- 電話番号:
- 808-734-7628
- 営業時間:
- 10:00~18:00
- 定休日:
- 無休
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ベイリーズ・アンティークス/Bailey’s Antiques & Aloha Shirts
刺激的な近代デザインよりも暖かくどこか懐かしいオールドハワイアンスタイルは、観光客をはじめ、地元ロコにも今もなお愛され続けている。ハワイが初めてでも入り込みやすいファッションスタイルなので、ハワイ旅行をきっかけにオールドハワイアンの魅力をたっぷりと感じてみよう。ハワイの歴史も垣間見られるデザインに、身も心もハワイアンに。