
マスターズ・リーディング・ルーム/The Masters Reading Room
サンゴの外壁が目をひく、捕鯨船船長たちの憩いの場
元々は、宣教師ボールドウィンの自宅倉庫だった建物。それを、捕鯨船の船長たちが憩いの場として利用していたという。外壁には、サンゴのブロックを使っているハワイならではのユニークな建築だ。
1970年に当時のまま復元されたもので、現在はラハイナ復元保存財団の事務所兼ショップとして使用されている。
19世紀前半、ハワイ王国の首都として、また捕鯨基地として賑っていた港街、ラハイナ。マスターズ・リーディング・ルームを始め、街には、当時の面影を残す建物が点在している。ノスタルジックな雰囲気が漂う街を散歩しながら、史跡めぐりを楽しみたい。
交通/バニヤン・ツリーから徒歩2分。ボールドウィン・ホーム・ミュージアムの隣
写真提供/ハワイ州観光局