熱帯植物が茂る都会のジャングル

カメハメハ大王像からほど近い場所にある植物園。ドイツ人医師のヒレブラントが、カメハメハ3世夫人・カラマ王妃から借りた土地に家を建て、造った庭園が始まり。その後、土地はホノルル市に寄贈され、1931年に市立フォスター植物園として一般に公開された。

現在では5万5000㎡の敷地に、希少なランやハワイならではの熱帯植物など1万種以上の植物が生い茂っている。

また、園内には大仏や灯篭など和風モニュメントが数多くあるが、これは1867年当時の所有者トーマス・フォスターの妻メアリーが晩年仏教徒に帰依したため。

バニヤンツリーや菩提樹などの巨木もあり、まるでジャングルにいるような雰囲気を味わえる。

料金／＄5

交通／ワイキキから車で約30分。またはワイキキトロリー・レッドライン。ヴィンヤード通りとヌアヌ通りの角

写真提供／ハワイ州観光局