
パイナップルはハワイ発祥?おすすめのパイナップルスイーツもご紹介!
Aloha!
先日、ハワイ好きという方から「パイナップルって、ハワイ発祥のフルーツですよね。」と聞かれましたので、今回はパイナップルのお話をしたいと思います!
ハワイ語の復習!
パイナップルのお話の前に、ハワイ語の復習です!
ハワイの公用語は、英語とハワイ語です。なぜ公用語が2つあるかというと、今はアメリカの州の一つですが、ハワイはもともと一つの国だったからです。
アメリカになるずっと前の古代ハワイには文字がなかったので、1820年にアメリカからハワイへやって来たキリスト教宣教師は、聖書を作るためにハワイ語を聞き取り調査し自国のローマ字に表しました。すると、A I U E O の母音とH K L M N P Wの子音と ʻ(オキナ) の、わずか13文字でした。
※ʻ(オキナ)は吃音を表す記号
子音には必ず母音がつくので、ハワイ語は日本人にはローマ字読みで読みやすい言葉ですね。
パイナップルはハワイアン?
さて、上記のハワイ語表記を踏まえて、パイナップルの綴りを表してみましょう。
「pineapple」
これをローマ字読みしてみると、ピ ネ ア…までは読めますが、「ppl」というように、子音が続くことはハワイ語にはありません。ということは、パイナップルはハワイ語ではなく、外来語になります。
ちなみに、パイナップルにはハワイ語名があり、ハラ・カヒキと呼ばれます。ハラ=ハワイの植物名、カヒキ=海外なので「外国のハラ」という意味。ハラというハワイの植物の実とパイナップルの実の形が似ているところから、そういう名が付けられたようです。
ではなぜハワイにやって来たのでしょうか?
パイナップルの島
パナップルは、1882年ごろ、南米からハワイへ輸入され、パイナップルのプランテーション(農園)が始まりました。
1900年半ばごろには、ハワイのパイナップルは世界の80%のシェアを占めていました。1901年には、ジェームズ・ドールがハワイアン・パイナップル社をオアフ島ワヒアワに創立。その後ラナイ島を買い取って、島ごとパイナップルのプランテーションを始めます。
ラナイ島は今や東南アジア産の安価なパイナップルにシェアを奪われてしまって、高級リゾートの島に様変わりしていますが、オアフ島のドール・プランテーションはパイナップル畑も健在!入場無料で家族で楽しめる場所となっています。(アクティビティは有料)
ドール・プランテーションのおすすめスイーツ
ドール・プランテーションはノース方面に行く時に、ちょっと寄るのにもちょうど良い場所にあります。ストアでオリジナルグッズやパイナップルのお菓子などお土産を見るのもいいですし、軽食も取ってもいいですね。
こちらには超おすすめスイーツがあります!「ドールホイップ」というパイナップル味のソフトクリームです。濃厚なパイナップルの甘酸っぱさがさっぱりしていて、とても美味しいのですよ!ノースへのドライブ行き帰りに、ドール・プランテーションにお立ち寄りの際はぜひどうぞ!
ドール・プランテーション/Dole Plantation
- 住所:
- 64-1550 Kamehameha Hwy, Wahiawa
- 電話番号:
- +1 808-621-8408
- 営業時間:
- 09:30~17:30
- 定休日:
- 無休
- URL:
- doleplantation.com
実はこのソフトクリーム、ワイキキでも食べられます!
アラモアナ・センター近くのウォルグリーン1階には、ドールのセルフのアイスマシンがあり、カップに自分でソフトクリームを入れるシステムです。
さらに、モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ1階の、ローソンステーション モアナ・サーフライダー店でも販売されています。
ぜひ、ご賞味ください!
ローソン ステーション/Lawson Station at Moana Surfrider
- 住所:
- 2365 Kalakaua Ave, Honolulu,
- 電話番号:
- +1 808-926-1819
- 営業時間:
- 06:00~00:00
- 定休日:
- 無休