
ハワイのカウボーイの町!?マウイ島にあるパニオロタウン「マカワオ」をご紹介
ハワイといえばビーチのイメージが強いため、爽やかな空気が心地よい高原地帯はあまり知られていないようです。
マウイ島のハレアカラ山中腹の西側に広がるアップカントリーには、昔ながらのたたずまいの小さな町がいくつもあり、マカワオもそのひとつ。
今回はマウイ島、アップカントリーにあるパニオロの町「マカワオ」をご紹介します。
サトウキビプランテーションの労働者の町
マウイ島で可愛らしい町といえば「パイア」が知られていますが、そのパイアタウンのメインストリート「ボールドウィンアベニュー」をハレアカラに向けて15分ほど車を走らせると、マカワオの町に到着します。
「パニオロ」というのはハワイ語で「カウボーイ」の意味。
現在パニオロの町といわれているマカワオですが、訪れてみるとそれほどパニオロ色は濃くない町です。
もともとパイアと同じようにサトウキビプランテーションで働く人たちのためにできた町で、周囲に数多く点在する牧場で働くパニオロ達の姿も多く見られ、サトウキビ産業衰退後はさらにパニオロ達が目立ったことから、パニオロの町と呼ばれるようになったようです。
全長100メートルほどしかない小さな町
マカワオはパイアより、さらにこじんまりとしていて町の端から端までが100メートルほどしかありません。
メインストリートであるボールドウィンアベニューの両脇に軒を連ねているお店は一軒一軒覗いてみたいお店ばかり。
実際に気になるお店を一軒一軒覗いてみましたがあっという間に一周してしまいました。
マカワオの名物といえばコモダストアのドーナツですが、訪れたのが午後だったため残念ながら売り切れていました。
また、ここ最近マカワオはアーティストの町としても知られており、ガラス工芸を扱うお店やアート作品を扱うギャラリーなどもあり、気に入った絵ハガキを2枚購入しました。
やっぱりマカワオはパニオロの町
多種多様なお店が並ぶマカワオですが、やっぱりパニオロの町。
もちろんカウボーイ用品を扱うお店もあって、店内にはブーツやベルト、ハットなどが狭しと並んでいます。
町の周囲にある牧場で働くパニオロが訪れる店だけに、どれも派手ではないけれど実用的で魅力的な品が揃っています。
のどかなたたずまいのマカワオも、「フォースオブジュライ/Forth of July」と呼ばれる7月4日のアメリカ独立記念日には「パニオロ・パレード」が行われるほか、投げ縄大会や荒馬を乗りこなすロデオ大会なども行われ、とても賑わうのだとガイドさんが教えてくれました。
マカワオはオアフ島やハワイ島の町とはまた違う、素敵な町でした。
マウイ島では2つのツアーに参加し、どちらのツアーでも立ち寄ったのがマカワオの町。
本当に時間の流れがゆっくりしていて、次に行く機会があればカフェでコーヒーでも飲みながらのんびりとすごしてみたい町です。
次回のハワイ旅行こそ、このこじんまりとした穴場スポットを訪れてみてはいかがでしょうか?
Makawao/マカワオ
- 住所:
- Makawao, Maui Island
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