
ハワイでパパイヤジャムを作って日本に持ち帰ってみた
こんにちは。ナビちゃおハワイのmimiです。
もくじ
フルーツは検疫無しでは日本に持ち込めない
「え!これ日本に持ち込めないの?~意外と知られていない「持ち帰れない」お土産の話」でご紹介した通り、植物検疫の規制があり、ハワイから日本に植物や果物を持ち帰ることは至難の技です。
ジャムならいいんじゃない?
実は仕事上、よく植物防疫所の方とお話をするのですが、その時に「もしかしたら、加熱してジャムにしたら持ち帰れるんじゃないか?」と思ってお伺いしてみたところ「大丈夫です」というお返事が!
じゃあハワイで作って持って帰ればいいんだ!と思ったのが数年前。
それから毎回、コンドミニアムの部屋でグツグツ煮込んでジャム作りしてます。
もちろんハワイではファーマーズマーケットなどでもジャムを購入できますが、意外と高いのと、激甘いのが気になってました。
自分で作れば甘さ調節もできますし、何といっても破格の値段で作ることができます。
今日は作り方、梱包、注意点などをご紹介しますね。
どこで果物を買うのが安いか
果物は断然チャイナタウンが安いです。
今までファーマーズマーケットなども見て回りましたが、チャイナタウンに勝るものはありませんでした。
チャイナタウンでも店によって価格も異なるので、なるべく多くの店を見て回り、そこから決めることをお勧めします。
日本では「1つの値段」で販売している店が殆どですが、ハワイでは重さで値段が決まる場合が多いです。
表示されているのは1パウンド/1LBの価格ですのでお間違いなきよう。
1LBは約450 gです。
ちなみにパパイヤ1つは1ドルほどでした。
果物とジャムの出来上がりの分量の関係
1つの果物からどのくらいの量のジャムができるのか。
一番最初はパパイヤ3つで作りました。
出来たジャムは8oz/約236mlの瓶が4本分とちょっとだったので、およそ1L分くらい。
その次はパパイヤ6個+小さなマンゴー2つでしたが、約600ml+約200ml+0.4Lのジップロック2枚+大き目ジップロック1枚でしたので、およそ2L以上のジャムができました。
マンゴーは出まわる時期が決まっていて、あってもそれほど安いと感じなかったので、次回からはパパイヤ一筋でいこうと思います。
ジャムの作り方
瓶に詰める場合は、瓶と蓋を熱湯消毒します。
1.パパイヤは半分に切り、種をスプーンで取り除く。
2.実はスプーンでこそぎ落とし、適度な大きさに切る。
3.パパイヤの半量ほどの砂糖(私はパパイヤ3個に50gほど使用)をまぶしてしばらく放置する。
4.火にかけ煮詰めます。
5.煮詰まってくると勢いよく跳ねるのでかき回し続けてくださいね。
6.水分が飛んで好みのジャムの硬さになったら出来上がりです。
持ち帰り方法
瓶に詰めたものを持ち帰る場合は。瓶をラップで巻いてその上からプチプチのような梱包資材でしっかり巻きましょう。
ジップロックに詰めたものもこぼれやすいので、しっかりラップするか、ビニールを何重にも巻いて完璧に梱包してくださいね。
ジャム類は液体と見なされてしまう場合が多いので、かならず受託手荷物で。
ジャムの検疫は?
しっかり加熱したジャムは植物検疫の対象外です。
安心してお持ち帰りください。
保存方法
帰宅後、食べる分だけ冷蔵庫へ。
残りはジップロックなどに移して冷凍し、食べる時に解凍すれば半年くらいは持つと思います。
冷蔵庫に入れたものは、できるだけ早めに食べることをお勧めします。
砂糖が少なすぎたりすると持ちも悪くなるので、そのあたりは自己責任で。
毎朝ヨーグルトに入れて食べていました。
甘さ控えめでとても美味しいです。
作るにはキッチン付きの部屋という限定ではありますが、コンドミニアム等に泊まる機会がありましたらぜひ。