
旅行前テストプログラム初日にトラブル発生!ハワイの観光業再開は前途多難?
皆さんこんにちは。
ナビちゃおハワイのmimiです。
ハワイのコロナ関連のニュースが沢山入っていますのでお伝えいたします。
ハワイへの渡航者が増加
10/15にスタートした「旅行前テストプログラム」。
ハワイ到着72時間前にテストを受け陰性が証明できた書類を提出した場合に14日間の自己隔離義務を免除されるというプログラム。
ハワイへの渡航を楽しみにしていた多くの渡航者が米国本土からハワイへ降り立ちました。
初日は1万人を超える渡航者が到着。
それまで2000人前後でしたからかなりの増加です。
内訳は68%が観光客、32%が帰国した居住者で、全体の16%が旅行前テストを受けずに到着して14日間の自己隔離を行っているとのこと。
2日目も8000人近い到着がありました。
ルールについての混乱も
このテストプログラムではハワイ州が指定した機関でのテスト結果のみ有効なのですが、中にはそれ以外の機関で受けたテスト結果を持参した人も。
本来なら当然却下ですが、初日で混乱していたこともあり特別に許可されたと言われています。
もちろん今後はしっかり対策を行うと話しているので今回だけ特別のようです。
またルールが二転三転し、明記してある箇所を探すのが大変だったとの声もありました。
ネットに不慣れな高齢の方も安心して利用できるよう、ひと目でわかるサイトを作るなどの工夫も必要かもしれません。
ルール無視の観光客も多発
現在のハワイのルールでは、屋内、屋外ともにマスク着用や他人との距離を取ることが義務化されていますが、渡航客の中にはそれを無視する人が多発しているとのこと。
中にはマスク着用を促された渡航者が注意した人を罵倒したというニュースも。
ホノルル警察によると、これらのルール違反により4,500人に警告を行い逮捕者も数人いた模様。
しびれを切らしたホノルル市長が自らマスクを配布して歩き、ハワイのルールを守るよう呼びかけました。
規制を強いられている住民側が、ルールを守らない渡航客に対し不満を表して紛争になることだけは避けたいと市長は語っています。
またこれらのルールを拡散するために、出発地の旅行会社や航空会社にも渡航者に周知してほしいと協力を求めました。
課題が山積み
渡航客が多くなると自己隔離を行っているかの確認がしにくいことも問題になっています。
一度しか使用できない鍵を自己隔離を行う客に渡し、一度外に出ると部屋に入れないシステムを採用しているホテルもありますが、全てのホテルが行っているかは不明。
アプリでレンタル可能なレンタカーもあることや、政府から許可されていないAirbnbを内緒で借りて自己隔離を逃れる人などの摘発も難しくなってきます。
政府に課された様々な課題は今後どのように対処していくのでしょうか。
段階的にハワイの規制緩和していく計画が次の段階へ
9/24にスタートした「現在のハワイの規制を段階的に緩和していく」という計画。
■ハワイの規制緩和を段階的に解除する計画~その内容は・・・|ナビちゃおハワイ
第一段階開始から1か月。
陽性反応者数が第一段階の規定内だったことを受け、イゲ知事が第二段階への承認を行いました。
第二段階は10/22(木)からスタート予定で、様々な場所で多少の規制緩和になります。
この結果が出るのは4週間後。
日本とのトラベルバブルに表面上の進展なし
10/15に発表された「日本のウィルス検査がハワイ保健省に承認された」というニュース。
ハワイ保健省が認めたコロナウィルス核酸増幅検査(NAAT)が日本でもできるようになる!|ナビちゃおハワイ
日本のテレビで「2週間後には渡航可能」と間違った解釈での報道もされたようですが、ウィルス検査の方法が承認されただけで検査機関の選定などの詳細もいまだに発表が行われていません。
これらの報道に惑わされないようご注意ください。
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